意外と多い!?チャイルドシートのこんな選び方
数あるチャイルドシートの中からあなたに合ったモデルを探し出すのは一苦労。
ネットで検索すると無数のモデルが見つかるため、どれにしようかと検討するのは楽しいと考える人がいる一方、面倒だと感じる方も少なくありません。
では、これからチャイルドシートを購入しようとするあなたと同じ立場にあった先輩パパさん、ママさんたちはどのような経緯をたどって最適な一台の購入に至ったのでしょうか。
他人がどんな理由でチャイルドシートを選定しているのかって、とても気になりませんか?
吟味を重ねたうえで購入に至っている人は意外と少ない
あなたはチャイルドシートに関する何らかのキーワード検索から本サイトにたどり着いたことと思います。
チャイルドシートの購入または機種選定を真剣に考えているため、少しでも有効な情報を得ようとしているのではないでしょうか。
本サイトがあなたの求める情報に合致しているかはわかりませんが、チャイルドシート選びに関してとても前向きに取り組んでいらっしゃる方とお見受けいたします。
ネット検索で情報を得ることが当たり前となってきている昨今ですが、意外にもそのように情報収集を真剣にされているうえでチャイルドシートの購入に至る方は極めて少なく、根拠なく機種選定から購入という流れの方は珍しくはありません。
実店舗にて
どの地域にも大型のベビー用品量販店は存在します。
実店舗を訪れる方のほとんどが、まずは情報収集を主目的として店員さんの商品説明に納得すればその場で購入という流れが一般的です。
予備知識が全く無いまま訪れる方がほとんどですが、どの店舗も豊富な知識を持ったスタッフがいるため、それなりに納得できる説明を受けることができ、心配はいりません。
私自身も情報収集を兼ねて店舗へ赴き、素人客のフリをしながらお話しを伺うことは多々あります。
正直なところ、中にはトンチンカンな回答をする店員さんもいますが、チャイルドシートのことを全く知らない方にとっての基礎知識というレベルではとても納得のいく説明はどこの店舗でも受けられるはずです。
その店舗にてお求めになっても良いですし、ネットを検索のうえ、なるべく価格や条件面で有効なネットショップから購入するのも楽しく買い物をする一つの方法かもしれません。
友人・知人の助言を参考にすることが多い
製品購入に際し、どんなものでも他人の評価というものはとても気になります。ネットで口コミサイトが多いのもそこに大きな需要があるためです。
しかしながら、口コミの中でも一番信頼のおけるのはやはり親しい友人・知人の情報です。
実際に利用している方の情報であればなおさら。チャイルドシートは特に知り合いからの口コミ情報を頼りに購入に至る方はとても多いのが特徴です。
その知人が他機種との比較をしっかりとしたうえで吟味を重ねて購入したのかはわかりませんが・・・
ネームバリューのあるブランド品を求める人は多い
ブランド品は全般的に高級品という意味合いが強いですが、知名度が高い=安心して利用できる製品という側面もあります。
普通の人であればお子様が誕生しない限り、ベビー用品に触れる機会はありません。もちろんベビー用品関連の情報を持ち合わせていることもありません。
しかしながら、「コンビ」や「アップリカ」といったベビー用品ブランドは誰でも一度は耳にしたことがあるかと思います。
チャイルドシートをはじめ、ベビーカーなど大型ベビー用品はやはりネームバリューのあるブランド品を選ぶ傾向はとても強いのです。
メーカーから決めて、あとは機種選定・・・なんて選び方はとても多いのです。
また、
上のお子様の時にコンビ製品を使っていたから下の子にも同じコンビのものを。
ベビーカーはアップリカを利用しているからチャイルドシートもアップリカ製を。
なんて方も普通にいらっしゃいます。
チャイルドシートは他にも優れたブランドがいくつもございます。コンビ、アップリカはとても優秀なブランドですが、他製品も比較・検討のうえで購入されることをお勧めいたします。
お気に入りの色は!?カラーは重要
どのようなタイプのモデルにするかが決まったら次に選択する項目は意外にも本体カラーだったりします。
売れているカラーは主に3つ。ブラック・ネイビーブルー(紺)・ダークブラウン(濃茶)の順で人気があるようです。
チャイルドシートは汗じみや飲食物の付着などが多いため、なるべく汚れの目立たないカラーに需要が集まります。
また、自動車の色に合わせて選択するといった方も多いようです。
色によってチャイルドシートの雰囲気はガラッと変わりますし、自動車に設置した際の車内空間のイメージも違います。
インテリアとしての要素が強いのもチャイルドシートの特徴です。
決定権はパパにある!?
自動車はパパの領域。車好きのパパさんにとってチャイルドシートはカスタマイズパーツの一つと考えているケースが多く、そのためチャイルドシート選びの決定権はパパさんということが多いようです。
男性にとって魅力的に映るチャイルドシートとはどんなモデルなのでしょうか。精悍なモデル!?シブめのカラー?。
自動車に精通したパパさんが最も好むのはやはりレカロのチャイルドシート。モータースポーツで有名なレカロは車好きにはたまらないオトコの逸品。レカロ製のチャイルドシートがあることが分かっただけで食いついてくる男性諸氏が多いのです。
まま・・・「ねぇ、チャイルドシートはレカロにする?」
パパ・・・「えっ、レカロにチャイルドシートって、あるの?」
パパさんの目の奥に星が輝いているのが見られます。
ちょっとお高いですけど、レカロのチャイルドシートはやはり恰好良すぎます。
価格は重要視していない人が多い
チャイルドシートの価格はまちまち。5千円程度から8万円ぐらいまでとかなりの幅があります。
一番需要が集中しているモデルは新生児期から約3~4歳まで使えるモデル。これ1台で長く使えることに加えて、産院の退院時からそれなりの年齢まで使えることで剛性、そしてコストパフォーマンスが高いと考えられているからでしょう。
この新生児期から3歳ぐらいまで利用できるモデルの価格は約2万円程度から8万円ぐらいまで。用途は同じなのにこれほど価格差があるのは不思議に感じるのではないでしょうか。
このタイプのチャイルドシートは大きく分けると2種類があります。
座面回転式と座面固定式。
座面回転式は一度自動車に設置すればボタンやレバーでほぼすべての操作が可能なこと、そして筐体が大ぶりのため、剛性が高いと言われていることなどから一番人気の高いモデル群です。
対して、座面固定式は回転機能がない分シンプルな構造となっており、価格はお安めのモデルも多数存在します。ただし、シートへの取り付けが難解なモデルもあったり、新生児期から幼児期への切り替わりの際には、シートを取り外して前後の向きを変えなければならない不便さもあります。
新生児期から使えるチャイルドシートという点では同じなので、とにかく価格を抑えたいという方はシンプルな座面固定式を選ぶ傾向にあります。
対して座面回転式となると状況は変わります。
座面回転モデルは日本市場では一番人気。そのため、メーカー各社が一番力を入れて開発・販売しているモデル群です。
コンビ・アップリカ・エールベベ(カーメイト)などがメインに販売しておりますが、どのモデルも約5万円から8万円ぐらいとお値段はお高め。機能のプラスアルファからくるグレードの違いによりお値段のばらつきはありますが、基本機能はどのモデルもどのグレードもほぼ同じといってよいでしょう。
高額に分類される「座面回転式チャイルドシート」を購入される方々にほぼ共通しているのは、「価格で購入しないこと」。
気に入ったメーカーのモデルや色、インスピレーションなどが主な決定要因となっているようで、AモデルがBモデルより5千円安いから・・・などといった選び方はしない方が多いのです。
チャイルドシートは安全に直結する製品であるため、妥協はしないという考え方がひとつあるような気がします。
また、絶対不可欠なベビー用品の中で特に高額製品に分類されるチャイルドシートやベビーカーなどは、おじいちゃんやおばあちゃんが買ってくれるなどの理由もあるのかもしれません。
最後に・・・
チャイルドシート選びの方法に王道はありません。
正直、どの機種が抜きんでて優秀ということも言い切れません。
前途でご紹介してきましたチャイルドシート選びの方法はとてもいい加減に感じる方もいるかもしれませんが、決して間違いでもありません。
選び方は三者三様。
こんな選び方もあるんだね、ぐらいの軽い気持ちで参考にしていただければ幸いです。
スポンサーリンク