エールベベの回転式チャイルドシートならどれを選ぶ!?全機種とその特徴を解説
エールベベはカー用品関連製品を中心に製造・販売することで有名な「カーメイト」社のチャイルドシートブランド。
チャイルドシートの製造・販売では約30年の歴史と実績のある信頼のブランドなのです。
初めての子育てに携わる方には馴染みのないブランドかもしれませんが、誰もがご存知の「コンビ」「アップリカ」と並ぶ、チャイルドシート日本三大メーカーの一角として認められています。
ベビー用品量販店に出向くと同社のモデルが一番目立つ位置に陳列されていることから売れ筋商品であることがわかります。
エールベベは「クルット」と名の付く座面回転式チャイルドシートが特に有名。
カーメイト社のエールベベ回転式チャイルドシートにはどのようなモデルがあるのかを見ていきましょう。
エールベベチャルドシートは大きく4モデルに分類される
2020年1月現在、エールベベブランドで販売されている回転式チャイルドシートは大きく4つのモデルがあります。
最新型の「クルット5」シリーズを筆頭にクルット5シリーズの前モデルでありながら高い人気を維持している「クルット4」シリーズ、しっかりとした作りとルックスの良さから長年愛され続けているロングセラーモデルの「クルットNT2」シリーズ、エントリーモデルの「クルット360ターン」シリーズなどがあります。
取り付け方法から選ぶ
チャイルドシートには2つの取り付け方法があります。
昔からある「シートベルト取り付けタイプ」と「isofix取り付けタイプ」の2種類です。
isofix取り付けはここ数年で爆発的に普及してきた最新方法。ほとんどの自動車がisofixに対応しており、約7割ほどのシェアを持っているといわれています。
エールベベにもこれら2つの取り付け方法に対応したモデルが販売されています。
エールベベ回転式チャイルドシートの特徴
高い安全性
チャイルドシートはお子様の安全を第一に利用する子育てツール。
エールベベの製品は長い歴史から培われた高い安全性が最も魅力といえるでしょう。
自動車の安全用品を手掛けるプロフェッショナル集団である「カーメイト社」の製品だけにチャイルドシートにも妥協はありません。本体の細部を見渡すと非常によくできているのが分かります。
肉厚のあるシート本体はもちろん、個性的なクッション類、そして目に見えない内部構造までしっかりと作りこまれているのがよく分かります。
チャイルドシートの安全性能はどれも同じではありません。
「安全」ということを高い優先順位として選択されるならばエールベベ製品は間違いないでしょう。
卓越した操作性
エールベベの回転式チャイルドシートにはすべてのモデルにおいて「クルット」のファーストネームがついています。
回転式チャイルドシートにおいて回転駆動回りは非常に重要となります。
エールベベ製品は「クルット」の名の通り、軽快かつ確実な回転操作が誰でもできることが非常に大きなポイントとなります。
それに伴う座面の角度調整やシートクッションの取り外し、取り付けなどもシンプルでありながら確実でしかも簡単にできることが手に取ってみると分かることでしょう。
美しいデザイン
エールベベの回転式チャイルドシートは競合他社のモデルと比べてもデザイン性においてはダントツのクオリティにあると個人的には感じています。
チャイルドシートはクルマのインテリアとしても考えるべきでその点、控えめながら豪華に見える外観はエールベベの特徴ともいえます。
充実したクッション類
新生児期から利用する回転式チャイルドシートにおいて月齢の浅い赤ちゃんから幼児までカバーするにはそれなりの工夫が必要となります。
新生児期の安全を隙間なく確保するクッション類はエールベベ製品全般においてよく考えられてできており、柔らかく包み込むのはもちろん、いざというときの衝撃からしっかりと守ってくれます。
エールベベ回転式チャイルドシート一覧
お待たせいたしました。
2020年1月現在で販売されているエールベベの回転式チャイルドシート全機種をご紹介していきます。
クルットシリーズは大きく3つの機種構成になります。
クルット5シリーズ、クルット4シリーズ、クルットNTシリーズの3機種構成。
機種自体は多くありませんが、機種ごとのグレードと異なる取り付け方法があるため多く感じてしまうかもしれません。
あなたにとって必要な機能を選んでいけばすぐに理想のエールベベ製品に出会えるかと思います。
isofixタイプとシートベルト固定式タイプで分けてみました。
isofixタイプ
クルット4iプレミアム2
クルット4iシリーズはエールベベのisofixタイプの主力モデル。
2017年7月に発売を開始した実績十分のロングセラーモデルです。
豪華な装備を纏いながらそれほど高額ではないことが人気の要因といえるでしょう。
片手でラクラク座面回転が可能な「サイレントターン」をはじめとしたママの使いやすさはもちろん、赤ちゃんの快適性を向上させるいくつもの工夫が施されているチャイルドシートの最高峰ともいえます。
エールベベ製品は外観が美しいことでも定評があります。車内のインテリアとしても納得のいく製品であることは間違いありません。
クルット4iプレミアムドライ
前途の4iプレミアムと本体は同じですが、シート全面に広範囲にわたる通気性の高いメッシュ素材を採用。
背面に多数のエアホールを配置していることと相まって体温の高い赤ちゃんの温度管理に最適な仕様となっております。
リーズナブルな価格設定も魅力です。
クルット4iリラクシー2
クルット4iシリーズのベビーザラス限定モデル。
シックでおしゃれなシート柄が個性を引き立たせます。
クルット5iグランス
クルット5シリーズは2018年10月に発売を開始したクルットシリーズの最新モデル。
4シリーズ同様数字の後ろに「i」がつくモデルはisofixタイプとなります。
4シリーズと本体は同じながら、乗せおろしがラクにできる工夫が施されているのが最大の変更点。
本モデル「グランス」は豪華な装備がプラスされた現時点のクルットシリーズの最高峰です。
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エールベベクルット5i/5sの口コミと評価・使用感をまとめました
クルット5iプレミアム
クルットシリーズの最新モデル5iの売れ筋モデル。
現在でも絶大な人気を誇る「クルット4i プレミアム」の進化系バージョンで、乗せおろしがラクなことなど使いやすさは抜群。
ベビー用品量販店の最前列に陳列されているのでご覧になられた方も多いことでしょう。
クルット シェリール
クルット シェリールはクルット4iグランスをベースとした最上級モデル。
足元までフルカバーが可能な超大型サンシェードはワンプッシュ・リモコン操作で開閉が可能。
クルットシリーズ唯一のベビーフットマフが標準装備されており冬の防寒はもちろん、夏場はエアコンの風から守ってくれる優れものです。
360ターン ISO
エールベベのisofixタイプでは最もベーシックなモデル。
幌や大型のサポートクッションは搭載されていませんが、基本構造は上位モデルと一緒。
基本機能を重視し、コスパを追求する方にはおすすめです。
シートベルト固定タイプ
シートベルト固定式はisofixが普及し始めたことにより旧型という印象がありますが、現在でも根強い人気があります。
取り付けが難解という印象がつきまとうベルト固定タイプですが、エールベベ製品はパワーアシスト機能が搭載(5s,4s)されており、想像以上に簡単です。
ベルト固定式が人気の大きな理由にisofixタイプに比べて安価な価格設定にあります。
チャイルドシートは一度しっかりと設置してしまえば取り外すことはまずないので、取り付け方法は気にしないという方が一定数いらしゃるようです。
それではエールベベのシートベルト固定タイプをご紹介していきます。
クルット4sプレミアム2
豪華な外観と充実した装備が特徴の4Sプレミアムはエールベベのベルト固定式では最も人気のモデル。
基本構造はisofix固定タイプの4iプレミアムとほぼ一緒。
本モデルの最大の特徴はベルト固定ながら誰でも簡単・確実に取り付けが可能な「パワーアシストシステム」を採用したことにあります。
isofixタイプより安価な価格設定も魅力となっております。
クルット4sグランス
4Sグランスは4Sシリーズのトップモデル。
基本構造は4Sプレミアムと一緒ですが、快適性を向上させた大型クッションと可動域が大きい超大型のサンシェードを採用することで最上級の乗り心地を実現しています。
クルット5sグランス
クルット5Sグランスはシートベルト固定タイプの最高峰。
取り付けが簡単・確実な「パワーアシスト機能」が搭載されているのはもちろん、赤ちゃんの足元まですっぽりと覆う超大型サンシェードやグランス仕様のクッションを採用するなど一味違った高級モデルに仕上がっています。
クルットNT2
クルットNT2はシートベルト固定タイプの決定版。
超ロングセラーモデルで実績は十分。
豪華な外観と3万円を割り込むリーズナブルな価格が魅力です。
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さいごに
チャイルドシートの最高峰といえば座面の角度がワンタッチで変えられる回転式であることは常識となっております。
回転式といえばコンビ・アップリカ・エールベベの3ブランドから選ぶのが一般的。
どれも特徴がありますが、総合力でいえば「エールベベ」ではないかと個人的には思います。
自動車関連商品を複数製造・販売する「カーメイト社」ならではの安全と機能性を意識した箇所が随所にみられるからです。
再三申し上げていますが、デザインの良さも見逃せません。
店頭で実機をご覧になればその魅力はご理解いただけるかと思います。
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