エールベベ(カーメイト)のチャイルドシートの特徴と製品ラインアップ

2018-12-18

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エールベベはカー用品総合メーカーで有名なカーメイト社が製造・販売するチャイルドシートブランド。

安心・信頼・安全性の3つを掲げ、長年、カー用品の開発で実績を揚げてきたチェック体勢をもとにチャイルドシートでも高いクオリティの製品を世に送り出しています。

重厚感溢れるボディと卓越したデザインで多くの方に支持されてきています。

長期保証がついているのもエールベベ製品の特徴。製品に対する自信の裏付けともいえるでしょう。

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エールベベのこだわり

エールベベのウェブサイトには「エールベベが約束する3つのこと」という大きな項目があり、以下の内容が記されております。

1.安全 小さな命を守りたい

2.使い心地 ママやパパにもうれしい

3.快適 一番ののりごこちを赤ちゃんに

一見、どのメーカーも同じことを言っているように思われるかもしれませんが、エールベベ(カーメイト)は、長年の経験を持つ車を知り尽くしたブランドだけあり、ひとつひとつの内容に説得力があり、製品自体は常に進化している様子がチャイルドシートから伺えます。

ここでは私が感じるエールベベ製品の魅力を列記してみます。

エールベベチャイルドシートの特徴

充実したラインアップ

エールベベブランドは一通りのチャイルドシートタイプを揃えています。新生児から使えるチャイルドシートタイプはisofix対応3機種とシートベルト固定タイプを取り揃え、価格・機能・利用する自動車のタイプにより幅広く選ぶことが可能です。

また、ジュニアシートタイプのラインアップが豊富なことも特徴です。2018年12月現在、1歳から利用可能なチャイルド・ジュニアシートタイプ3種と3歳から使えるジュニアシートタイプから選べる構成となっており、使用環境の違いなどから必ず使い手に合った機種を選ぶことができます。

⇒ エールベベのチャイルドシートラインアップ(NetBabyWorld)

⇒ ジュニアシートラインアップ(NetBabyWorld)

⇒ エールベベ一覧(amazon)

重厚感ある豪華なデザイン

チャイルドシートにはお子様の安全を守るという最大の使命があります。新生児期は不安定な時期のため、なるべく安全に配慮した製品を選びたいのは共通の考えかと思います。

エールベベの新生児対応チャイルドシートはどれも重厚感があり、信頼感もあります。現在のチャイルドシートとして考えられる機能を盛り込み、安全性を最優先に、しかも使い手側にも配慮した操作性の良さを突き詰めた結果がこの外観に表れています。

外観の印象はどれも豪華&スタイリッシュ。チャイルドシートのルックスではトップクラスいっても過言ではありません。

安全、操作性、グッドルックスと3拍子そろったチャイルドシートなのです。

車への取り付けが簡単

チャイルドシートの主流はisofixモデルが揃い始めた今日でも、やはりシートベルトでの固定タイプにはまだまだ需要があります。

isofixタイプは簡単・確実に設置できるモデルとしてどのメーカーの製品でも設置手順はほぼ一緒で誰でも取り付けが可能です。

かたやシートベルト固定タイプといえば面倒+難解なのが一般的。しかしながらエールベベ製品はどれも設置が簡単で特別な作業が必要ありません。女性でも簡単に設置ができ、気軽に使えるのが特徴です。

通気性の高いメッシュ素材を多用

エールベベ製品は通気性への配慮を多く見かけます。メッシュシートをふんだんに使い、しかもできる限り通気穴を設けるなど、放熱対策は万全です。

シンプルでスムーズな操作性

新生児対応チャイルドシートタイプはすべて360度回転可能なシートを採用。乗せやすさに定評のあるこのタイプは他メーカーでも積極的に出しており、赤ちゃんをだっこしたまま、片手で操作しなければならないママが簡単にできることが必須です。

エールベベの回転シートはレバー操作などに引っかかりが全くなく、しかもスムース。コツや力も必要なくだれでも操作できる安全・安心なシートシステムです。

シートベルトの高さ調整にはワンタッチハーネス調整と言われるレバーひとつだけの操作で設定できるシステムを採用。シートベルトを抜き差しするなど面倒な操作は一切ありません。こちらの操作も簡単・確実にできます。

そのほかシートの取り外しなども含めて操作できる部分はたくさんありますが、どれも同じように簡単・確実にできるところがエールベベ製品のありがたいところです。

充実した新生児対応クッション

不安定な新生児期はやさしいママのだっこが一番。しかしながら自動車での移動はチャイルドシートを使うのが必須。チャイルドシートにもママのだっこのような環境ができたら安心なんだけど・・・

エールベベの新生児期から利用可能なチャイルドシートには赤ちゃんをやさしく包み込む工夫が凝らしてあります。それは、ママの手クッションと呼ばれるママがだっこしているような形状をしたクッションや大型のやわらかいヘッドサポートの存在。

チャイルドシート本体だけではなく、サポート付属品にも考え抜かれたアイデアが盛り込まれています。

トリプル保証で安心

エールベベ製品には手厚い保証サービスがついており、安心して利用できます。

製品ロング保証

製品保証は主力機種であるクルット4・5/NTシリーズ、360ターンSⅢは4年間、それ以外の機種では3年間の保証期間が設けられています。

無料交換

チャイルドシートは事故に合った個体は繰り返し利用することは危険なため、買い替えが必要となります。しかしながらエールベベ製品は事故に遭った製品は保証期間内であれば新品との交換をしてもらえます。

見舞金給付

万一の交通事故の際、死亡1,000万円、重度後遺症最高2,000万円のお見舞金の給付が受けられます。

*トリプル保証を受けるには条件があります。上記内容につきましてはエールベベサイトと個別の取扱説明書をご覧ください。

 

 

エールベベチャイルドシート一覧(新生児対応機種)

クルットシェリエール

種別 座面回転式イス型チャイルドシート
使用期間

新生児~4才ごろ

取付方法 isofix固定
座面 回転式
本体重量 14.7kg(サンシェード、付属品は除く)
耐荷重 18kg
安全基準 UN(ECE)R44/04 適合品
サイズ H617×W440×D640mm

クルットシェリールはエールベベの最上級モデル。日本で販売されているチャイルドシートで最も高額なモデルです。

ベースは従来型のクルット4、クルット5と同じですが、プラスαの赤ちゃんにプレミアムな装備がシェリールの特徴。

リモコン操作でワンプッシュ開閉が可能なリモートサンシェードをはじめ、ゆったりとしたフットマフ、お子様を優しく支えてくれるふわふわのスリープピローなど最上位モデルならではの豪華な装備はチャイルドシート界でも飛びぬけた存在といえます。

どうせ利用するならは最上級を堪能したいという方にはおすすめです。

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KURUTTO 5シリーズ

種別 座面回転式イス型チャイルドシート
使用期間

新生児~4才ごろ

取付方法 5i⇒isofix固定、5s⇒ベルト固定
座面 回転式
本体重量 14.8kg(日よけを除く)
耐荷重 18kg
安全基準 UN(ECE)R44/04 適合品
サイズ H617×W440×D640mm(リクライニング3段目、サポートレッグ収納時、日よけを除いた状態)

*クルット5i プレミアムデータ

クルット5シリーズは2018年10月に発売となったエールベベの最新モデル。実質クルット4の後継モデルといえます。

基本部分は実績のあるクルット4シリーズを踏襲しながら、使いやすい装備を纏っての登場となりました。「ラクノセ」といわれる簡単に乗せおろしができるのがクルットシリーズの特徴ですが、クルット5になってさらに進化。

ジャンピングハーネスといわれる肩ベルトの跳ね上がり機能を装備したことでさらに乗せおろしが楽になりました。

クルット5シリーズはアイソフィックス取付の5iとシートベルト固定の5Sからお選びいただけます。

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KURUTTO 4シリーズ

種別 座面回転式イス型チャイルドシート
使用期間

新生児~4才ごろ

取付方法 4i⇒isofix固定、4s⇒ベルト固定
座面 回転式
本体重量 14.7kg(日よけを除く)
耐荷重 18kg
安全基準 UN(ECE)R44/04 適合品
サイズ H617×W440×D640mm
※リクライニング3段目、 サポートレッグ収納時、 日よけを除いた状態

*クルット4i プレミアムデータ

クルット5シリーズが発売になったことで実質旧モデルとなりましたが、若干お安くなった4シリーズは今なら特にお買い得な時期にあります。

isofixに対応した4iとシートベルト固定の4Sがあり、グレードは「グランス」と「プレミアム」の2本立て。

360度回転機能はもちろん、大型の幌や通気性の高いシートの採用、赤ちゃんを包み込むママの手クッションをはじめ、背面両サイドにはもっちりクッションの採用など利便性と乗り心地を突き詰めた充実の機能は多岐にわたります。

新生児から4歳まで利用可能ないわゆるチャイルドシートタイプでは他メーカーと比較しても最高峰に属する日本を代表するチャイルドシートです。

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クルットNT2プレミアム

種別 座面回転式イス型チャイルドシート
使用期間

新生児~4才ごろ

取付方法 シートベルト固定
座面 回転式
本体重量 14.0kg(日よけを除く)
耐荷重 18kg
安全基準 UN(ECE)R44/04 適合品
サイズ H710×W470×D650mm
(リクライニング1段目、サポートレッグ収納時、日よけを除いた状態)

クルットNT2プレミアムは上位機種のクルット4シリーズと機能性はほぼ一緒。
4iはisofixタイプですが、こちらはシートベルト固定タイプ。

長年実績のあるロングセラー品で人気・実力ともにエールベベではナンバーワンモデルです。

シート部分は取り外し・取り付けが簡単な構造となっており洗濯もラクラク。

クルットNTシリーズはチャイルドシートアセスメントで高い評価を受けていることでも有名。

美しい外観と高安全性、機能性はクルットシリーズならでは。シートベルト固定タイプをお探しであれば選択肢の1台に入れておかなければならないモデルです。

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360ターンS3

種別 座面回転式イス型チャイルドシート
使用期間

新生児~4才ごろ

取付方法 シートベルト固定
座面 回転式
本体重量 13.0kg
耐荷重 18kg
安全基準 UN(ECE)R44/04 適合品
サイズ H710×W470×D650mm(サポートレッグ収納時)

シートベルト固定式の最高峰、クルットNTシリーズと機能的にはほぼ一緒。

それでいて価格面ではとてもリーズナブル。新生児期から4歳まで長く使えてこの価格であれば納得できる一台です。

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エールベベチャイルド&ジュニアシート一覧

スイングムーンプレミアム

種別 チャイルド&ジュニアシート
使用期間

1~7才頃

取付方法 シートベルト固定
座面 固定式
本体重量 8kg
耐荷重 25kg
安全基準 UN(ECE)R44/04 適合品
サイズ H710×W500×D550mm(リクライニング1段目でヘッドレストを最も下げた状態)

スイングムーンはエールベベ製のジュニアシートの最上級モデル。

1歳から7歳頃まで利用可能なチャイルド&ジュニアシートです。

シート幅が広く、お子様の乗せ降ろしもラクラク。メッシュ部分が広範囲に採用されており、通気性に富み、快適な座面空間を提供します。

ジュニアシートでは珍しい3段階のリクライニング機能があり、お子様を乗せたままでの調整が可能。

5点式のシートベルトがついており、安全面は万全。大きくなったら自動車の3点式ベルトでの利用も可能です。

2018年12月現在、スイングムーンプレミアムSとスイングムーンプレミアムの2つのグレードからお選びいただけます。

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⇒ スイングムーンプレミアム(amazon)

サラット3ステップ クワトロST

種別 チャイルド&ジュニアシート
使用期間

1~11才頃

取付方法 シートベルト固定
座面 固定式
本体重量 5.1kg
耐荷重 36kg
安全基準 ヨーロッパ安全基準適合品
サイズ 【ヘッドレスト最低位置時】 W440×D405×H660

1歳から11歳頃まで利用できるロングユーズのチャイルド&ジュニアシートのスタンダードモデル。

1歳から3歳ぐらいまではインパクトシールド(膝上のおおきな箱のようなもの)を利用することで安全性とお子様の快適性を実現。自動車の3点式シートベルトで利用するタイプですが、インパクトシールドにベルトを通すだけなので設置は驚くほど簡単。

チャイルド・ジュニアシートタイプでは他社製品と比べても特に人気の高い製品です。

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エールベベジュニアシート一覧

サラットハイバックジュニアクワトロ

種別 ジュニアシート
使用期間

3~11才頃

取付方法 シートベルト固定
座面 固定式
本体重量 4.1kg
耐荷重 36kg
安全基準 ヨーロッパ基準(ECE-R44/04)適合品
サイズ H660×W430×D405mm(ヘッドレスト最低位置時)

サラットハイバックジュニアは3歳頃から使えるジュニアシートタイプ。

ヨーロッパの安全基準(ECEーR44/04)に適合した安心のシートです。

サラットシリーズは背面と座面に多くのサラットホール(空気穴)を配置し、肌触りのよいメッシュシートを全面に利用していることで通気性は抜群。

シンプルで操作性の高いモデルであること、お求めやすい価格帯であることなどから、他社製品も含め3歳からのジュニアシートタイプでは特に人気の一台です。

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さいごに

エールベベというブランドをご存知ない方は結構いらっしゃいます。コンビ、アップリカは誰でも知っているチャイルドシートブランドですが、エールベベを交えて三大チャイルドシートブランドと言われているのはあまり知られていません。

豪華の見た目をはじめ、赤ちゃんに優しい柔らかなクッション性と回転式チャイルドシートの操作性は特に有名なのです。

ベビー用品店には必ず陳列されていますのでじっくりとご覧になられてください。きっとその魅力に引き込まれると思いますよ。

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