エールベベクルット5i/5sの口コミと評価・使用感をまとめました

2019-03-19

クルット5シリーズは回転式チャイルドシートでは常にトップの人気を維持し続けるエールベベの最新モデル。

新生児期から長く使える回転式チャイルドシートです。

大ヒットモデルの先代「クルット4」進化版。利便性の高い最先端機能を付加した完成度の高いチャイルドシート。

本ページでは「エールベベ クルット5シリーズ」の概要をはじめ注目すべき機能の解説、そしてユーザーさんの生の声をご紹介していきます。

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エールベベクルット5i/5sの口コミと評価・使用感をまとめました

口コミを見る前にまずは本モデルの概要と特徴を確認しておきましょう

エールベベクルット5i/5sの概要

 

画像:クルット5i グランス

 

概要・製品特徴・主要装備

・シートベルト固定(5s)、isofix固定(5i)の両方から選べます

・全機種座面回転式

・2グレード制・・・(5iはグランスとプレミアム、5sはグランスのみ)

・新生児~4歳まで対応

・滑らかな回転駆動系(サイレントターン)

・ジャンピングハーネス搭載

・Wホワイトクッション

・日本製

・独自のトリプル保証

まずは2つの取付方法からお選びいただくことになります。

isofixは安全性の高い主流になりつつある方式、ベルトタイプは従来からあるスタンダードな方法です。

次にグレードの選択。

5のあとに「i」がつくisofix取り付けモデルは「グランス」と「プレミアム」から、「S」がつくシートベルト取付タイプは「グランス」のみとなります。

isofix取り付けタイプ

エールベベはいち早くisofixモデルを投入した先駆者的存在。誰でも簡単・確実に取付ができるisofixタイプは2019年1月現在、シートベルト固定式よりも人気が高い傾向にあります。マイカーがisofix対応でかつ予算に余裕があるようでしたら強くおすすめいたします。

 

 
 
 
 

シートベルト取付タイプ

isofixの普及により押し出されつつあるベルト固定タイプですが、まだまだ根強い人気があります。

 

 

クルット5シリーズのベルト固定方式は独自の「パワーアシステシステム」で誰でも簡単にガッチリ固定が可能です。

画像のとおり、ベルトを通してパワーアシストボタンを押すだけで取付が完了します。

二つのグレードから選択

クルット5シリーズには2つのグレードがあります。トップモデルの「グランス」とエントリーモデルの「プレミアム」。

プレミアムは下位グレードの設定となっていますが、十分すぎるぐらい装備は整っています。グランスは特別な機能を装備しているというよりも、プレミアムの機能拡張版といった印象です。

一番注目すべき箇所は幌の大きさ。「プレミアム」でも十分な大きさではありますが、「グランス」は足元まですっぽりと覆ってくれるため、日差しの強い夏場ではかなり有効に機能してくれます。

ここに注目!

クルット5シリーズの注目すべき箇所を確認しておきましょう。

チャイルドシート界のトップモデルだけに豪華で利便性の高い装備が満載です。

ジャンピングハーネス

赤ちゃんをシートに乗せる際、ベルトが邪魔なのはチャイルドシートの宿命ともいえました。前もってベルト廻りを乗せやすいように調整しておけば問題はないですが忙しいさなか、少しでも煩わしい作業はないほうがよいのは誰しも共通しているところ。

クルット5シリーズの「ジャンピングハーネス」はそんなわずらわしさから解放してくれます。

画像のようにハーネス(肩ベルト部)が常に直立しているため、乗せおろしの際障害物がなくそのまま赤ちゃんをシートにおさめるだけ。あとはベルトの長さ調整のみですべてが完了します。

現時点では競合するモデルに本機能は搭載されておらず、この点では一歩リードしています。

サイレントターン

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クルット5シリーズは座面回転式機能が搭載されています。

競合他社製品でも広く採用されている最上級チャイルドシートの必須機能。

エールベベ製品は特に回転機能については長年定評があり、「クルット」の名の通り、引っ掛かりがなくスムーズな回転駆動が可能となります。

画像をご覧の通り、片手で赤ちゃんをだっこしていてもラクラク作業が行えます。

ワイドサンシェード

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チャイルドシートトップモデルのほとんどにサンシェード(幌)は搭載されるようになりました。

強い日差しやエアコンの風から守ってくれる幌の存在は特に新生児期には大きな効果を発揮します。

最上級モデルの「グランス」には足元まですっぽりと覆ってくれる超大型の幌が装備されています。

Wホワイトクッション

すっぽりと収まる衝撃吸収ふわふわのクッションが赤ちゃんの頭をやさしくしっかりと守ってくれます。

ウォッシャブルカバー

シート部分は汚れやすく雑菌の蓄積がおこりやすいため、なるべく清潔な環境で利用したいところ。現代のチャイルドシートはどのモデルもシートの洗濯が可能となっていますが、取り付け、取り外しが難解なモデルも実はあるのです。

クルットシリーズは画像のように肩ベルトを取らずに簡単にカバーが外せる優れもの。取付も説明書を見なくてもできるほど簡単なのでマメに洗濯できるのはとてもありがたいことです。

さらっとエアホール

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赤ちゃんは体温が高いため、密閉された形で着座するチャイルドシート内ではかなりの体温上昇が予想できます。

通気性の向上はチャイルドシート自体の構造上相反する部分となりますのでとても難しいのですが、クルットシリーズは工夫がみられ、しっかりと解消しています。

シート背面には無数のエアホールが配置されており、通気性の高さは一目瞭然。汗っかきの赤ちゃんも安心して利用できます。

口コミ・評価一覧

ご覧頂いた基本情報をもとに実際のユーザーさんはどのように評価しているのかを見ていきましょう。

ネット上にある口コミ・使用感情報をまとめてみました。

肯定的な意見、否定的な意見ごとにとりまとめてあります。

肯定的な意見

・作りがしっかりしている

⇒ 日本で販売されているチャイルドシートではトップクラスのグレードに位置するモデルだけに重厚感があり、安心感がたっぷりという言及が目立ちます。とはいっても重ったるい感じはなく、チャイルドシートとしては上品でスマートな印象を受けます。

・高級感のある見た目

⇒ この発言も目立ちます。メーカーによってモデルイメージの方向性はさまざまですが、エールベベは伝統的に高級感が特徴。そのあたりは誰しもが満足しているようです。

・好みのカラーがあったから

⇒ いくつかのモデルに絞り、最終的に選んだのはエールベベクルット5。その理由は色がよかったから・・・これもいろいろなところで見る言及です。 

意外かもしれませんが、チャイルドシートは色で選ばれる方も多いのです。マイカーにマッチした配色までもお考えの上、購入に至っているケースが多いことがよくわかります。

エールベベ製品は落ち着いた高級感のあるカラーが多いため、万人受けするのかもしれません。

・よく寝てくれる

⇒ 安全性はもちろんですが、お子様が安らげるモデルが一番なのはいうまでもありません。「よく寝てくれる」はエールベベ製チャイルドシート全般的に多い言及です。

ゆったりとしたシート、やわらかでありながらホールド性のあるインナークッション、大型の幌などさまざまな理由は考えられます。

・軽快な回転機能

⇒ なめらかに・スムーズに回転する駆動系についても好評のようです。

お子様をだっこした状態で片手での操作となってもやりにくさなどはなく、簡単に、しかも確実にできると好評です。ちなみに競合他社のチャイルドシートでは回転駆動系については露骨に「やりにくい」と発言している機種も結構あるのです。

肯定的な意見のまとめ

エールベベのチャイルドシート全般に言えますが、チャイルドシートとしての基本的な部分の評価が高く、安全性を中心とした総合力の高さを感じます。

ここが「とても良い」という突出した評価や特徴はないものの満足度は高く、失敗だったという言及は全く見られませんでした。

ひとつ気になるのはクルット5の最大の特徴でもある「ジャンピングハーネス機能」に対する言及がなかったこと。これだけ便利な機能なのになぜ!?と思っていたのですが理由はとあるユーザーさんから聞いてなんとなく分かりました。

初めてチャイルドシートを利用する方にはこれが当たり前の機能だと思われているようです。だからそれに対するコメントがないのだと理解しました。

ジャンピングハーネスを搭載してクルット5を利用していると他製品を使った時、かなりの違和感を感じることと思います。

否定的な意見

・座面部が高い

⇒ 着座位置が高すぎるのでは?という言及はちらほらとありました。これはクルット5に限らず回転式チャイルドシート全般に言えること。構造上、そのような仕様となっております。

着座位置が低ければ乗せおろしが楽だと一般的には言われていますが、利用していくにつれそれほど違和感はなくなってきます。

・重い

⇒ 座面回転式+isofixモデルとなると重量は嵩んでいきます。安全性を考慮に入れた仕様となっていくとさらに重量増も。

クルマに設置する際、重くて苦労したという話がいくつかありました。たしかにマイナス要因にはなりますが、逆に考えてみるとメリットもあるのです。

どっしりと安定して安心感があること、一度設置すればほとんど移動することはないと考えれば重さはデメリットとはいえないでしょう。

否定的な意見のまとめ

安全性と機能性を優先的に考えたクルット5が属する最上級モデル群ではどれも同じ言及が見られます。「重い」「着座位置が高い」など断片的に捉えれば確かにマイナスともいえますが、その表側にある安全性や使いやすさなども考えあわせると決してマイナスとはいえない箇所ばかり。

それほど気にする問題ではないでしょう。

エールベベクルット5シリーズの競合モデルは?

クルット5はチャイルドシートの中で一番人気のあるカテゴリーに属しています。国内ブランドの有名どころであるコンビやアップリカにも基本コンセプトが似通ったモデルがあり、購入時にはほとんどの方が比較検討されているようです。

どのようなモデルがあるのかを見ていきましょう。

エールベベ クルット4シリーズ

 

実質旧型となったものの、基本部分はクルット5と共通です。大きく違う箇所は「ジャンピングハーネス」の有無。それでいてクルット5と比べるとかなり割安となっているので少しでも安価で!とお考えの方にはオススメです。
現在でも販売は続けていますが、徐々にクルット5にシフトし、フェードアウトしていくのではと思われます。グレードによってはすでに販売されていないモデルもあるようなので、気になる方は早めにチェックされたほうがよさそうです。

コンビ クルムーヴシリーズ

 

回転式でありながらコンパクトでかわいい外観が特徴のコンビの主力モデル。クルット5よりも小柄なため、座席スペースが気になる方、小型車、軽自動車でご利用の方には良いと思います。クルット5同様、isofixとシートベルト固定タイプから選べます。グレード構成が多いため、必要な装備、予算などをしっかりと吟味し、選ぶ必要があります。

安価なモデルでは3万円台からあります。上のリンクよりご確認ください。

アップリカ クルリラAC

 

大きくゆったりとした外観と広いシートスペースが特徴。剛性感も高く、これぞチャイルドシートといった安心感があります。

さいごに

2018年10月に発売されたクルット5シリーズは最上級チャイルドシートカテゴリーの中では最新モデル。ベビー用品量販店では一番目立つ位置に配置されているので一度は実物をご覧いただきたいと思います。圧倒的な存在感と高級感は誰しも感じることでしょう。

お値段はそれなりにしますが、必ず満足できる製品であることに間違いありません。

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