コンビ製チャイルドシートの特徴と製品ラインアップ

2018-12-26

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あなたがご存じのベビー用品ブランドは?

の問いに誰もが真っ先に挙げるのは コンビ ではないでしょうか。

赤ちゃん用品=コンビ といっていいぐらい日本国内では知名度の高い信頼のブランドとして長年愛され、今日に至っています。

コンビ社の製品ラインアップはチャイルドシートをはじめ、ベビーカーやベビーラック、だっこ紐、ベビー食器など多岐にわたります。
どの製品も日本ブランドらしい使い手のことを考え抜いた操作性とクオリティの高さで業界では常に一歩先を行くリーダー的存在。

「赤ちゃんを育てることが、楽しく幸せだと思える社会をつくる。」

単なる子育て道具に収まらず、遊び心もちりばめられた魅力的な製品コンセプトを持った製品を送り出す、チャイルドシートをはじめとするベビー用品のプロフェッショナルメーカーです。

 

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チャイルドシートに対するコンビのこだわり

コンビがチャイルドシートに対して最重要視しているのは 安全性

当たり前のようですが、この当たり前に徹底的にこだわっているのがコンビの特徴です。
さらに以下に述べる3つの部分に力を入れています。

簡単なこと

個人差はあるものの、チャイルドシートを自動車に設置する作業は想像以上に大変だったりします。
すんなり設置できたようで実はしっかりと固定されていなかったということもしばしば。
そんな問題を解消すべく簡単作業で確実に設置できるよう考えられて作られているのがコンビの特徴。

また、車内の狭い空間でも赤ちゃんの乗せおろしがラクにできるよう新生児対応タイプには回転式を採用。業界でもいち早く採用した回転式は実績十分。しかも簡単・クイックな操作性は女性でもラクにできる親切な作りになっています。

最善の安全性を確保しながら、操作性の高い製品を作るのは以外と難しい作業です。
これらを両立したコンビ製チャイルドシートは実用的な道具としての価値が非常に高い製品といえます。

快適なこと

赤ちゃんにとっての快適性

赤ちゃんにとって自動車での移動は慣れない空間のため、少なからずストレスを感じることが想像できます。このストレスを和らげるためのあらゆる工夫がコンビのチャイルドシートには施されています。

体温の高い赤ちゃんは着座姿勢では放熱がしにくく、汗をかきやすい状態になります。この状態を緩和するのがコンビ独自のエアースルーシステム。メッシュ部分を多様し、しかも本体に通気孔を設けたエアゲート構造を採用するなど、放熱対策は万全です。

また、一部機種には日差しや紫外線から守るUVカットサンシェードを採用したり、衝撃吸収素材を利用し、通気性の高いコンビ伝統のエッグショックパットを採用するなどあらゆる快適性を追求しています。

回転式タイプは着座位置の高さも考えられています。

隣に座ったママの顔がちょうどよい距離で見える設計になっており、赤ちゃんもママも安心。
快適な機能が揃ったコンビのチャイルドシートは少々のおでかけも苦にはなりません。

ママにとっての快適性

新生児対応の主力モデルは、車内のタイトな空間であってもボタンひとつで360度回転が可能なのでお好みの位置に即座に対応し、乗せ下ろしもラクラク。
車でのお出かけで二の足を踏むのが意外と面倒な乗せ下ろし。ママにとってもストレスを感じず快適で便利な機能です。

コンパクトなこと

チャイルドシートは安全性が第一。

この安全性を最優先すると本体が大柄になることは否めません。
コンビの最新機種ではこのような矛盾を解消し、安全でありながらコンパクトな設計となっています。

自動車内は限られた空間のため有効利用したいところ。省スペース設計のコンビ製品はパパ、ママにも優しいサイズに仕上がっています。

コンビのチャイルドシートの特徴

新生児期から安心して利用できる安定性の高いタイプをはじめ、気軽に使える軽量タイプ、ロングユース対応モデルや幼児期に特化したジュニアシートタイプなどラインアップは豊富。

ユーザーのニーズに応じて選べる製品群を整えています。

長年実績のある たまご型 + 回転式

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現行モデルのクルムーヴは新生児対応タイプではたまご型で360度回転式のシートを採用しています。

コンビはいち早くこの構造を取り入れ、約10年ほどの販売が続いた先々代のロングセラー人気モデル「ゼウスターンシリーズ」、それを受け次ぐ「ラクティアターンシリーズ」にも採用され、最新モデルであるクルムーヴにも受け継がれ、今日に至っています。
今でこそこのタイプは各社が採用しているとはいえ、長年実績のあるコンビのこの構造は信頼性は抜群です。

赤ちゃんの安全と快適性を追求した心配り

シート内側のメインクッション部はどれも肉厚があり、一目で振動の吸収性が高い製品であることが実感できます。
コンビのチャイルドシートはもしものときの衝撃や走行時に発生する振動を抑えるための工夫が随所に見られます。
長年採用され続け、現行モデルのほとんどに装備されているエッグショックと呼ばれる衝撃吸収材を随所に採用しているのはほんの一例。
安全・快適空間の提供は進化を続け、隠れた部分の配慮はコンビならではといえます。

簡単・確実な操作性

チャイルドシートは全般的に説明書を見ても分かりにくく、操作が難解なのは先輩ママさんたちが口をそろえて言うお決まりのセリフです。

特に新生児対応タイプでは安全性と居住性などが優先して設計されているため、操作が複雑になるのは仕方がないところ。しかも操作毎にコツがいる場合やそれなりの力が必要となることもあり、ママさんがお気軽に利用できない?こともあります。

コンビの最新機種は全般的に操作がシンプルで余計な力も必要とせず、簡単・確実に操作・設置できるのはありがたいところ。

「チャイルドシートはここまで進化したのか」と感心してしまうほどです。

お手入れがラクなのでいつも清潔な環境を保てます

チャイルドシートにはほとんどの方が気に掛けない盲点があります。
それは、汚れについて。

赤ちゃんが使うものだから・・・常に清潔な環境を保ちたいところ。

チャイルドシートは赤ちゃんの仕事場。良い仕事をすれば汗やよだれなどによる汚れは必然的に発生します。
現行モデルのチャイルドシートはどれもシートの丸洗いが可能になってますが、シートの取り外し・取付は意外と複雑だったりします。
コンビ製は誰にでも簡単に取り外し・取付が可能なのは経験上、実感しています。

深刻な汚れは見えないところに潜んでいる・・・

汗やよだれなどは赤ちゃんのグッドジョブの結果のため、それほど深刻ではありません。前途のご説明のとおり、シートを外して洗濯すれば解決です。

問題なのは、チャイルドシート上での飲食による汚れについて。食べ物・飲み物の付着による汚れはそのまま放置しておくと雑菌の繁殖など、赤ちゃんに良い影響を与えないことは容易に想像できます。

シートを外して洗濯すればコレも解決でしょ!?

実はそれだけでは解決できない問題があるのです。

それは、汚れがチャイルドシート本体の内側まで侵入してしまうこと!
ほとんどのチャイルドシートは分解ができないため(できても分解は推奨しません)本体の内側は食べカスの宝庫となっているユーザーさんが複数存在するのが現状です。

構造が複雑な新生児対応シートならなおさらのこと。穴やスキマの多い新生児用はこれは仕方がないとあきらめてしまいます。

コンビのチャイルドシートは食べカスなどが入り込むスキマのようなものがほとんどなく、濡れタオルを使って手を伸ばせばたいていの汚れは除去できる作りになっています。

チャイルドシートを取り扱う現場の人間としての素朴な感想ですが、このあたりをネットで言及している方は皆無に等しい状況。
確かに製品としてのセールストークにはならないかもしれませんが、メーカーさんはもっとアピールしてもよいのではと思っております。

コンビ製チャイルドシート一覧

コンビ製チャイルド/ジュニアシート一覧

コンビの人気チャイルドシート一覧(新生児対応機種)

クルムーヴシリーズ 

 

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種別 座面回転式チャイルドシート
対象年齢 新生児から4才頃まで
取付方法 シートベルト固定、iofix固定あり
座面 回転式
本体重量 10.4kg
耐荷重 体重25kg以下
サイズ (後向き時)W460×D640~730×H640~770mm/(前向き時)W460×D526×H660~850mm(サポートレッグ・コネクター含まず)

*表の情報は「クルムーヴスマート エッグショック JJ-600 Ltd」

クルムーヴは新生児期から使える座面回転式のチャイルドシートタイプ。

売れ筋カテゴリーモデルのためライバル機種も多い中、常に人気の上位にいるのはトータルクオリティの高さにあると思います。

他モデルに比べてコンパクトにできており、軽量なのも好感が持てます。このカテゴリーモデルは大型のタイプが多く、小型車や軽自動車での利用には少しばかり無理があるモデルが多い中、柔軟に対応してくれるパッケージングはクルムーヴの特徴ともいえます。

取付方法はisofixとシートベルト固定から選べ、グレードも多彩なことから予算やお好みに合わせてお選びいただけます。

⇒ クルムーヴ シートベルト固定モデル一覧

⇒ クルムーヴisofix取付タイプ一覧

ウイゴーロングムーバー サイドプロテクション EG IJ

種別 ロングユースタイプチャイルドシート
対象年齢 新生児から7才頃まで
取付方法 シートベルト固定
座面 固定式
本体重量 6.0kg
耐荷重 体重25kg以下
サイズ (後向き時)W510×D705~730×H480~570mm/(前向き時)W510×D510~570×H590~720mm

ウイゴーロングムーバは新生児期から、約7歳ぐらいまでこなす頼れるロングユースモデル。コレ一台ですべての年齢・月齢をカバーできるコストパフォーマンスの高いチャイルド&ベビーシートです。

新生児対応タイプにしてはお手頃な良心的価格なのは嬉しいところ。

側面衝突時に窓ガラスの破損などから守ってくれるサイドプロテクション&サイドプロテクションαの装備をはじめ、充実したインナークッション、24段階のヘッドレスト調整などで全ての年齢でフレキシブルに対応してくれます。

チャイルドシートアセスメント安全性能評価で『優』の評価を獲得した信頼できるモデルです。

 

⇒ ウィゴー ロング ムーバー サイドプロテクション EG IJ(楽天)

⇒ ウィゴー ロング ムーバー(amazon)

 

ウィゴー ロング サイドプロテクション エッグショック HH

種別 ロングユースタイプチャイルドシート
対象年齢 新生児から7才頃まで
取付方法 シートベルト固定
座面 固定式
本体重量 5.6kg
耐荷重 体重25kg以下
サイズ W480×D621~761×H537~635mm

ウイゴーロングサイドプロテクションは2017年12月発売のロングユースモデル。前途でご紹介したウイゴーロングムーバとスペック的に被りますが、こちらのほうがちょっとお安め。

ウイゴーロングムーバは2018年8月の発売なので前モデルとなるのかもしれません。

側面衝突を考慮に入れたサイドプロテクションを装備や超・衝撃吸収素材「エッグショック」の装備も同じ。

3万円前半ですべての月齢・年齢をカバーできるコスパの高いモデルです。

 

⇒ ウィゴー ロング サイドプロテクション エッグショック HH(楽天)

⇒ ウィゴー ロング サイドプロテクション(amazon)

 

ウィゴー サイドプロテクション エッグショック LG

種別 座面固定式チャイルドシート
対象年齢 新生児~4才頃まで
取付方法 シートベルト固定
座面 固定式
本体重量 6.3kg
耐荷重 体重18kg以下
サイズ (前向き時)W475×D525×H630mm/(後向き時)W475×D685×H525mm

ウイゴーサイドプロテクションは座面固定式+シートベルト固定のスタンダードなチャイルドシート。

軽量+コンパクトが特徴のモデルで小型車や軽自動車での利用に最適です。複数の自動車での利用時は移動もラクラク。

側面衝突時のガラス飛散から赤ちゃんを守る大きく張り出したサイドプロテクションαや衝撃から頭を守るエッグッショックを搭載するなど安全性の配慮もしっかりとしています。

新生児期から使えるタイプながら良心的な価格設定で気軽に利用することができます。

 

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ウィゴー エッグショック LG

種別 座面固定式チャイルドシート
対象年齢 新生児~4才頃まで
取付方法 シートベルト固定
座面 固定式
本体重量 6.1kg
耐荷重 体重18kg以下
サイズ (前向き時)W475×D525×H630mm/(後向き時)W475×D685×H520mm

ウイゴーシリーズのエントリーモデル。

前途のウィゴー サイドプロテクション エッグショック LGと基本構造は同じながら、一部の機能(サイドプロテクションα、3Dメッシュシート)を省略したことでお求めやすい価格のモデルに仕上がっています。

 

⇒ ウィゴー エッグショック LG(楽天)

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ミニマグランデ

種別 座面固定式チャイルドシート
対象年齢 新生児~4才頃まで
取付方法 シートベルト固定
座面 固定式
本体重量 4.5kg
耐荷重 体重18kg以下
サイズ

後向き:W420×D635×H540mm

前向き:W420×D530×H603mm

ミニマグランデは新生児期から4歳ぐらいまで利用可能なチャイルドシート。軽量・コンパクトでありながら、安全性・機能性は上位機種に匹敵するポテンシャルを持っています。
最大の利点はやはり極小のサイズにあります。コンパクトカーや軽自動車での利用に最適で車内のスペースを有効に利用したい方には重宝するでしょう。

 

⇒ ミニマグランデ エッグショック UF EG(楽天)

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コッコロS

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種別 座面固定式チャイルドシート
対象年齢 新生児~4才頃まで
取付方法 シートベルト固定
座面 固定式
本体重量 4.4kg
耐荷重 体重18kg以下
サイズ

W420×D615×H550mm

前途でご紹介したミニマグランデとベースが同一の姉妹モデル。シート部分の仕様が若干異なるものの内容はほぼ一緒。
新生児から使えて、しかもお手頃価格のため、かなりの人気があります。

⇒ コッコロ S UX(amazon)

 

コンビの人気チャイルド&ジュニアシート一覧

ジョイトリップシリーズ

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種別 チャイルド&ジュニアシート
対象年齢 1歳から11歳頃まで
取付方法 シートベルト固定
座面 固定式
本体重量 5.3kg
耐荷重 9kg以上36kg以下
サイズ

W440×D450×H670mm

*表の情報は「ジョイトリップ エッグショック GG」

1才頃から11才頃まで長期間利用可能なロングユースタイプのチャイルド&ジュニアシート。
チャイルド&ジュニアシートには珍しい大型のヘッドサポートを搭載。5点式のハーネスベルトの採用で安全性は万全です。
通気性の高いメッシュ素材のシートも特徴。

ジョイトリップには本体構造は同一ながら複数のタイプがあり、ベーシックモデルからクッション類が充実したモデルまでバリエーションは豊富です。

ジョイトリップ EGの詳細と価格

ジョイトリップの価格一覧(楽天)

ジョイトリップ一覧(amazon)

コンビの人気ジュニアシート一覧

ジョイキッズムーバー

種別 ジュニアシート
対象年齢 3才頃~11才頃
取付方法 シートベルト固定
座面 固定式
本体重量 4.2kg
耐荷重 15kg以上36kg以下
サイズ

W455×D465×H670~810mm

3才頃〜11才頃まで利用可能なジュニアシートのスタンダードタイプ。
背もたれ部分が伸縮するのでお子様の成長に合わせて利用できます。もちろんブースターモード(背もたれを外した座面だけの状態)での利用も可能。

実績十分!安心のロングセラーモデルです。

⇒ ジョイキッズ ムーバー(楽天)

⇒ ジョイキッズ ムーバー(amazon)

 

ジョイキッズFJ

種別 ジュニアシート
対象年齢 3歳から11歳頃まで
取付方法 シートベルト固定
座面 固定式
本体重量 3.0kg
耐荷重 15kg以上36kg以下
サイズ

W452×D543~565×H636~733mm

ジョイキッズは3歳から11歳まで使えるジュニアシートタイプのスタンダードモデル。

5段階ヘッドレスト調節機能、横からの衝撃にも対応するサイドプロテクション機能、立体メッシュシートを採用した立体メッシュシートの装備などジュニアシートとしての機能はほぼすべて網羅されています。

良心的な価格も魅力です。

⇒ ジョイキッズ FJ(楽天)

⇒ ジョイキッズ FJ(amazon)

さいごに

コンビはチャイルドシートの老舗メーカーだけあって細部に渡ってよくできていると実感しています。

特に回転式チャイルドシートのクルムーヴはコンパクトで操作性もよく、使いやすさはクラスナンバーワンだと個人的には感じています。

チャイルドシートは「コンビ」ときキメ買いしている人も多く、長年の実績の重みをつくづく感じてしまいます。

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