新安全基準R129i-Size(アイサイズ)に対応した人気チャイルドシートをピックアップ(2019年12月版)

2019-12-24

チャイルドシートを真剣に吟味していくといろいろと意味不明な単語に触れるかと思います。その中でも非常にわかりにくいのがi-Size(R129)という語句。

i-Size(R129)とはチャイルドシートの最新の安全基準のこと。

現在でも主流となっている旧基準「ECER44/04」から、さらなる安全対策の新しい規格を盛り込んだ、次世代の安全基準です。

i-size(アイサイズ)R129とは

折角チャイルドシートを利用するならは最高の安全品質が整ったモデルを利用したいと思うのはどの親御さんも一緒。

そこで2019年12月現在、日本国内で購入可能なi-Size(R129)に対応したお勧めできる新生児期から使えるチャイルドシートタイプをご紹介していきたいと思います。

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R129(i-size)対応のお勧めチャイルドシート4選+α

R129(i-size)は最新の安全基準ということで大変話題にはなっているものの、主流は未だに旧基準の「ECER44/04」モデルが中心。

どのチャイルドシートのセールスページを見渡しても安全表記については大きく書かれていることはなく、どのモデルがR129に対応しているのかは一般の方には非常にわかりにくいかと思います。

そこでR129(i-size)に対応した新生児期から使えるおすすめモデル7機種をご紹介いたします。

コンビ THE S(ザ エス)

画像:コンビ ホワイトレーベル THE S ISOFIX エッグショック ZA-670

THE S(ザ・エス)は2019年12月に発売になったばかりのコンビ製回転式チャイルドシートの最新モデル。

コンビの大ヒットモデル、クルムーヴシリーズの実質後継機種となります。

座面回転式チャイルドシートの中では最もコンパクトなモデルに部類しており、中小型車にも無理なく利用できるのは最大のポイント。

コンビ伝統の使いやすさは本モデルでも健在。回転駆動回りはとてもスムーズで操作ボタン等の配置も的確。

新安全基準R129に適合しており、側面衝突にも対応しているコンビの最新機種ということから安心感はトップクラスにあります。

THE Sの特徴まとめ

・回転式チャイルドシートでは最もコンパクト

・的確な操作性

・小型車に最適

アップリカ クルリラプラスシリーズ

アップリカ クルリラは日本で初めて回転式チャイルドシートにおいてR129に適合したモデルとなったパイオニア的存在。この「クルリラプラス」は初期モデル「クルリラR129」の跡を継ぐモデルが続々と登場してきております。

2020年1月現在、R129に適合したクルリラは2機種。

上位モデルのクルリラプラス 360 セーフティーとスタンダードモデルのクルリラ プラスとなります。

どちらも基本構造は同じながら、より安全性の高いクルリラプラス360セーフティーに注目が集まっています。

クルリラシリーズは座面回転式で使いやすく、しっかりとした肉厚のあるクッションが特徴のワイドでゆとりのあるモデル。チャイルドシートでは長年の実績があるアップリカ製ということもあって国内でのR129モデルでは1.2を争う人気の機種となっています。

クルリラシリーズには他にクルリラACというモデルもありますが、こちらはR129に対応していません。

クルリラの特徴まとめ

・どっしりとした重厚感で安心して利用できるモデル

・サイドシールドで強化したセーフティーモデルはさらなる高い安全性を実現

・充実したサポートクッション類

アップリカ フラディア グロウ ISOFIX 360° セーフティー 

フラディアグロウはベッド型でおなじみのアップリカの超人気モデル。

赤ちゃんに無理のない寝姿勢を保てるフラットベッド型のチャイルドシートはアップリカのフラディアシリーズしかありません。

ベッド型という異質の形態でありながらisofix取り付けタイプが発売となり話題となったフラディアグロウですが今度はR129仕様が登場しました。

クルリラプラスに続くアップリカ製R129タイプの第二弾!

大きなシェードやフットカバーなどが装着された上位モデルの「セーフティープレミアム」とスタンダードな「セーフティー」の2グレード制。

安全性のアップリカという印象が定着していくのではと思います。

フラディア グロウの特徴まとめ

・チャイルドシートで唯一のフラットベッド型

・ベッド型でありながらR129に適合した唯一のモデル

・乳児、幼児期にもしっかりと使えるロングユースモデル

サイベックス シローナS i-size

サイベックスはドイツのベビー用品関連プレミアムブランド。

最近では同社の高級ベビーカーの「ミオス」が特に話題になりましたが、日本国内ではチャイルドシートのほうがどちらかというと知名度は高いようです。

「シローナsアイサイズ」はサイベックスでは最新かつ最高峰のi-size対応チャイルドシート。

ヨーロッパのチャイルドシートは自動車と同じく安全性に力を入れており、このモデルも例外ではありません。

半面、ヨーロッパブランドは安全性の高さには定評があるものの、使いやすさやデザイン性にイマイチ不満の残るモデルも多い中、利便性の高い日本ブランドと同等の座面回転機能や各所の使いやすさ、そして美しいデザインを兼ね備えたサイベックスのチャイルドシートは数年前より日本でも多くの方に受け入れられるようになりました。

シローナS i-sizeの特徴まとめ

・ドイツ発のプレミアムブランド、サイベックスの高級モデル

・曲線美が美しい独自のデザイン

・取付確認が一目でわかるインジケーター付き

レカロ ゼロワンセレクトR129

車好きならご存知、あのレカロのチャイルドシート。

360度回転機能を搭載した使いやすいモデルです。レカロ製チャイルドシートの中では一番人気のモデルです。

レカロらしいスパルタンなフォルムと胸踊る鮮やかなレッドカラーが印象的。

さぁ、お子様とドライブへ出かけませんか?

RECARO Zero.1 Select R129の特徴まとめ

・クルマ好きのパパなら誰もが知っている憧れのレカロブランド

・レカロらしいスパルタンなデザイン

・集中インジケーター搭載で一目で操作確認が可能

マキシコシ アクシスフィックスプラス

マキシコシは世界的に有名なオランダのベビー用品ブランド。ペブルプラスをはじめとするベビーシートが特に有名ですが新生児期から使える良質なチャイルドシートタイプもバリエーションにあります。

ここでご紹介するアクシスフィックスは新生児期から使える座面回転式の人気モデル。

座面位置が低いこと、サポートレッグを使わないトップテザー固定方式であること、スマートベルトフックがついており、乗せ降ろし時に肩ベルトが邪魔にならないことなど、利便性の高い独自の機能が満載。

個性豊かなカラーバリエーションが揃っており、選ぶ楽しみもあります。

オシャレなママさんから特に注目を集めている今話題のチャイルドシートです。

アクシスフィックスの特徴まとめ

・オランダの名門ブランド、マキシコシの最上級モデル

・座面が低く、乗せおろしがラクチン

・ステータス性の高い特別なモデル

レカロ ゼロワンエリートR129

ゼロワンエリートR129はレカロチャイルドシートのトップモデル。

チャイルドシートにベビーシートが合体した珍しい仕様のモデルです。

この不思議な形態はトラベルシステムとしての利用を前提として作られているため。

チャイルドシート単体で使用ももちろん可能ですが、レカロのカッコいいベビーカー、イージーライフと一緒に利用するとマルチな機能を持たせることができる優れたチャイルドシートです。

ゼロワンエリートの特徴まとめ

・レカロチャイルドシートの最上級モデル

・ベビーキャリアと一体化した珍しいモデル

・専用のベビーカーを利用するとトラベルシステムとして機能

さいごに

R129基準は2019年に入り、続々と登場してきたことから特に注目が集まってきました。しかしながら、まだまた浸透しているとはいえず、対応モデルも少ないのが現状です。

これからチャイルドシートを購入しようとお考えの方々からR129が選定時の最重要事項になっていないのはこれらが原因かもしれません。

従来の安全基準のタイプでも利用に際して特に問題にはなりませんが、最高の安全性を求める方はこのようなモデルもあるということを片隅に置いて機種選定をされることをお勧めいたします。

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