ロングユースチャイルドシートおすすめ人気モデル2020年最新版!コスパの高いモデルが満載
2020年1月現在で販売されているロングユースタイプのチャイルドシートをランキング形式にてご紹介いたします。
人気の高いモデルやコスパの高いモデルなど、個性的な最新機種が並びました。
自信を持ってお勧めするこの中からあなたのお気に入りが必ず見つかるはずです。
ロングユースチャイルドシートお勧め人気モデル2020年最新版
ロングユースモデルとは利用年齢・利用月齢が極端に長いモデルのことを指します。
通常のチャイルドシートは利用年齢・月齢により細分化されています。そのため、いくつかのタイプを使い渡るのが一般的ですが、ロングユースタイプであれば一台ですべての年齢をカバーするため、余計に買い足す必要がないというメリットがあります。
しかもとても安価なのが特養。
いいことばかりが目立つロングユースタイプですが、その裏にはデメリットも潜んでいそうな気がしませんか?
本ページではロングユースモデルの特徴やメリット・デメリットをはじめ、最後にお勧め人気モデルをランキング形式にてご紹介していきます。
チャイルドシートのロングユースモデルとは!?
チャイルドシートと一口に言ってもタイプは複数あります。
ここでご紹介するロングユースタイプを含めると大きく6タイプに分類できます。
まずはおさらいを兼ねてチャイルドシートと呼ばれるものにはどのようなモデルがあるのかを見ていきましょう。
以下利用年齢・月齢はチャイルドシート各メーカーの一般的なカタログスペックにあるとおりで、実際の利用時はお子様の発育具合や骨格などにより若干のズレがあることをご理解ください。
新生児期から約1歳まで利用可
⇒ ベビーシート
画像:マキシコシ ペブルプラス
ベビーシートは新生児期に特化したモデル。産院の退院時から活躍し、約1歳まで利用します。約1歳まではまだ骨格がしっかりしていない時期のため、からだにフィットしたベビーシートはより安全性を高めるツールとして、近年では利用者が増えています。
新生児期から約4歳まで利用可
⇒ スタンダードモデル
画像:コンビ ホワイトレーベル THE S ISOFIX エッグショック ZA-670
日本で一番需要があるのがこのタイプ。
新生児期から安心して使え約4歳まで使用後、ジュニアシートに切り替えるのがスタンダードな利用法です。
座面回転式やisofixモデルが人気の中心となっており、利便性、安全性に注力しているモデルが多いのが特徴。
ベビー用品量販店の実店舗に陳列されているチャイルドシートの大半はこのタイプ。
約1歳から約7歳まで利用可
⇒ チャイルド&ジュニアシート
スタンダードモデルを利用していて、少々窮屈に感じてきた時期に買い替える背もたれ付きのイス型モデル。
1歳から3歳まで、3歳を過ぎたあたりから約5歳まで、5歳以降と年齢に応じて部品を取り外すなどして変化させ、利用していくのが特徴。
約3歳から約7歳まで利用可
⇒ ジュニアシート
画像:アップリカ エアライド
前途のチャイルド&ジュニアシートと基本構造はほぼ同一ながら、こちらは3歳頃から利用するタイプ。
5点式シートベルトがなく、車のシートベルトを利用して取り付けます。
約3歳から約10歳まで利用可
⇒ ブースターモデル
お子様ごとに利用開始年齢は異なるものの、だいたい4-5才からが一般的です。
まだ大人に準じた体型ではない幼児はシートベルトがしっかりと機能する着座位置がとれないため、底上げしたブースターシートを利用して確実にシートベルトを使える体制を確保します。
新生児期から7歳〜11歳頃まで利用可
⇒ ロングユースモデル
画像:ジョイー エブリステージ
「ロングユースチャイルドシート」とは前途でご紹介しましたほぼすべての月齢・年齢をこなしてしまう優れもの。新生児期から使え、幼児期まで対応しているので、これ一台あれば他のモデルを買い足す必要はありません。しかも想像以上に安価なのでコスパは抜群。
ネットで「ロングユースチャイルドシート」と検索すると「チャイルド&ジュニアシート」「ジュニアシート」が上位に表示されているようですが、こちらは1歳or3歳からの利用ですのでお間違いのないように。長く使えるという意味では「ロングユース」となりますが本来のロングユースモデルとはすべての年齢で利用できるモデルのことをさします。
ロングユースチャイルドシートのメリットとデメリット
メリット
1.ロングユースタイプ1台あればそれ以外のチャイルドシートを買い足す必要がない
チャイルドシートと呼ばれるものには利用月齢・年齢によっていくつかの種類があることは前にご説明いたしました。新生児期から幼児期までの安全を確保するためには必ず買い足しが必要となり、最低2種類のチャイルドシートを利用することとなります。
しかしながらロングユースタイプを利用した場合、これ一台ですべてが解決してしまいます。
2.安価
チャイルドシートというと高額なイメージがありますよね。しかも使い終わるまでに複数台を利用しなければならないとなると5万円~10万円ほどのコストがかかることは覚悟しなければなりません。
ロングユースチャイルドシートはすべての月齢・年齢をカバーできる利便性の高いチャイルドシートですが、意外にも価格は割安。2万円前後のモデルが中心でトータルでみるとコストパフォーマンスが特に優れているといえます。
3.軽量・コンパクト
現在人気が集中しているチャイルドシートといえば、座面回転式だったり、isofix対応モデルだったりします。いろいろな機能を付加していくと大型化し、重量も必然的に増していきます。
ロングユースタイプはほぼすべての月齢、年齢をカバーし、長く利用できるという大きなメリットがありながら意外とシンプルな作りになっています。軽量・コンパクトにできているのは利用者にとってありがたいこと。複数の自動車で利用時には移動時の負担がなく、大いに役立つことでしょう。
デメリット
一般的にチャイルドシートと呼ばれるものには6種類あると前途でご説明いたしました。では、なぜそれほどまでに細分化する必要があるのでしょうか。
チャイルドシートに求められている大きな意味は2つ。お子様の安全性と快適性です。モデルを細分化することでその2点をより強調した形がたくさんのモデルを生み出している要因です。
ロングユースタイプは新生児期から約7歳までと対応バンドが広く、原則としてこれ1台を購入すれば新しく買い足す必要がなく、チャイルドシートの中では一番コスパの高いモデルとして一定の需要があります。しかしながら同じうつわの中でお子様すべての年齢・月齢に完璧にジャストフィットするかというと疑問を抱かざるを得ません。年齢・月齢ごとに細分化されたモデルよりも幅広い年齢層にフレキシブルに対応するロングユースモデルは各モデルに比べて普通に考えたら色々な面で若干劣るのではないかと感じるのが普通でしょう。
もちろん各メーカーさんの技術力によって大きな安全性を生み出し、快適に過ごせる空間であることは間違いありませんが、このあたりを購入される親御さんがどのようにお考えになるかだと思います。
ロングユースタイプを否定しているわけではありません。あえてそのような側面があるということを提起しておきたかったのです。
それ以外の各タイプにも必ず欠点はあります。
ロングユースタイプの利用方法解説
ロングユースチャイルドシートはどのように利用していくのでしょうか。新生児期から幼児期まで利用できる仕組みとは?
ロングユースタイプで人気の「ジョイー エブリステージ」を取り上げて見ていきましょう。
ロングユースタイプは大きく3つの利用モードがあります。ベビーモード、チャイルドモード、ジュニアモードです。
ベビーモード
新生児期は骨格のまだしっかりしていない大事な時期。万が一を想定してしっかりと保護してくれるのがチャイルドシートの役目です。
新生児期はチャイルドシートをリクライニングし、寝姿勢で進行方向に向かって逆向きに設置します。
その際、重要になってくるのが補助パット類。赤ちゃんをしっかりと保護するために複数のパットで補います。
約1歳までは進行方向にせを向けたこのような状態で利用します。
チャイルドモード
約1歳を過ぎたあたりからチャイルドモードに切り替えます。
新生児期に利用してきた補助パットを取り外し、背もたれを立てた状態のイス型で進行方向に向かって取り付け着座します。
自動車に装備されている大人用のシートベルトはこの時期ではまだサイズが合わないためチャイルドシートに搭載されている5点式ベルト使って安全を確保します。
年齢に応じて背もたれが伸縮する仕組みになっています。約3歳までチャイルドシート本体に装備されたシートベルトを利用します。
ジュニアモード
約3歳以降はジュニアモードでの利用となります。前途のチャイルドモードとの違いはチャイルドシートの5点式シートベルトを利用するか否か。
この年齢になると自動車のシートベルトがしっかりと機能するようになります。
Joie エブリステージ を例にロングユースチャイルドシートの利用方法を見ていただきました。基本構造は多少の違いはあるもののそれ以外のモデルもほぼ一緒です。
それぞれの機種の利用方法や特徴は以下ランキングでご紹介するリンクからご確認ください。
ロングユースタイプチャイルドシート人気ランキング
ロングユースタイプのチャイルドシートをランキング形式にてご紹介いたします。厳選した6台をピックアップ。
6位から順番に1位までカウントダウン形式でのご紹介です。
第5位 グレコ マイルストーン
マイルストーンは世界のブランド、グレコのロングユースモデル。12歳まで利用できる超ロングユースなのも嬉しいところ。
4段階リクライニング、10段階調整ヘッドレストなど成長に合わせてどの年齢にも対応するフレキシブルな快適性は魅力です。
シンプルで機能性の高い優れたデザインにも定評があります。
第4位 リーマン カイナ
リーマンはコンビ、アップリカと並ぶ日本製チャイルドシートブランド。はじめてチャイルドシートに触れる方はあまり馴染みがないかもしれませんが、国内有数のトップブランドなのです。
リーマンのチャイルドシートは安全性を最優先するのはもちろん、余剰な機能やデザインをそぎ落としたシンプルな構造が特徴。このカイナにもそのエッセンスが盛り込まれています。
このカテゴリーでは珍しいチャイルドシートアセスメントでの「W優」の評価が光ります。
第3位 コンビ ウィゴー ロングサイドプロテクション
誰もがご存じのベビー用品ブランドのコンビ。コンビのチャイルドシートは市場シェアでいつも上位におり、実績十分の安心ブランド。
良質なロングユースタイプのチャイルドシートを常に販売しておりますが、ウィゴーロングサイドプロテクションはその最新モデル。衝撃吸収素材「エッグショック」を頭部に搭載し、もしもの衝撃から赤ちゃんを守ります。
第2位 joie バリアント
ジョイーはイギリス発のベビー用品ブランド。日本国内では良質でコストパフォーマンスの高いチャイルドシートを扱うメーカーとして評価を得ています。
ジョイーブランドで特に注目を浴びているのがロングユースチャイルドシートの存在。バリアントはジョイーを代表するチャイルドシートです。新生児期から約7歳まで使えるのにとってもお手頃なお値段は最大の魅力。
チャイルドシートらしい丸みを帯びたどっしりとしたデザインが目を引きます。
第1位 Joie エブリステージ
ジョイーブランドにはバリアントに加えてもうひとつのロングユースモデルが存在します。ここでご紹介するエブリステージは新生児期から約12歳まで使える超ロングユースモデル。
他モデルのほとんどが利用年齢約7歳までとなっているのに対し、最新の「エブリステージ」は12歳まで。それでいてお値段はほとんど変わらないため、こちらのほうがお得感はあります。
最後に
見やすいようにあえてランキング形式でご紹介してまいりましたが、どのモデルも甲乙つけがたく、順位自体はあまり気にしないでいただきたいのが本心です。
ロングユースチャイルドシートの最大のメリットは「新生児〜7歳or12歳」まで利用できること。道路交通法に定められたチャイルドシート利用の着用義務期間(5歳まで)のすべてをこれ一台でこなしてしまう優れものです。チャイルドシートは安全を確保するためのツールですので、本カテゴリーモデルは義務期間を過ぎてもある程度利用できるのはありがたいところ。どのモデルも安価なのでコストパフォーマンスも抜群。
ロングユースタイプはメリットばかりのように見えますが、それに対して利用月齢・利用年齢に合致したタイプを都度利用する「買い替え派」の方も複数存在します。コストはそれなりにかかりますが、万全の体制をとるという意味では確実に効果はあります。
ロングユース派、買い替え派の両方にメリット・デメリットは存在します。慎重にお考えの上、あなたのライフスタイルに合ったモデルを選択してください。
ロングユースタイプは販売されているモデル数があまり多くはなく、選択に悩むことはそれほどないでしょう。前途でご紹介したモデルの中から選んでも後悔はないはずです。
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